拡散モデルと経路積分
近年、AIによる画像生成技術が注目を集めています。写真のようにリアルな画像や芸術的なイラストを生み出すAIの背後には、「拡散モデル」と呼ばれる技術が用いられています。この技術は、画像を徐々にぼかしてノイズ化し、そこから逆の過程をたどることで鮮明な画像を生成する仕組みに基づいています。本セミナーでは、まず拡散モデルの基本的な動作原理を解説します。さらに、我々の最近の研究成果として、量子力学の定式化の一つである「経路積分」を用いることで、拡散モデルを新たな視点から定式化・解析する方法についてもご紹介します。